<NIGEL CABOURN>19SSコレクションのテーマ: デッキクルーの作業と色

朝夕は寒さを感じますが、日中は気温も高い日が多くなり春らしくなってきました。
Spring/Summer2019コレクションも続々と入荷してまいりますので、HPでも紹介いたしますが、お近くの方は是非ご来店ください。
 
さて、今期は60年代と70年代、第二次世界大戦時のイギリス海軍とアメリカ海軍の空母のデッキクルーからインスピレーションを受けています。
少し脱線しますが、海軍ウェアといえばUS.NAVYを連想される方も多いかと思いますが、実はイギリス海軍は17世紀に組織され、その歴史は長く、海軍の制服はもちろん慣習や文化など各国の海軍に及ぼした影響はとても大きいのです。つまり、海軍の制服といえばイギリス海軍が1つのスタンダードで、もう1つのスタンダードがアメリカ海軍といえます。
デッキクルーの役割や作業は着実に航空機を空へと導き、安全に収容することになります。これを実現するため、複数の小さな部隊が存在し、それぞれの役割ごとに着用しているシャツの色が決められています。第二次世界大戦時よりも現在はさらに細分化されているようです。

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Deck Greenは最も危険な任務の1つで、フックランナーが主に着用していた色です。フックランナーは空母に航空機が戻った際に着艦制動装置のフックを航空機に取り付ける役割でした。この色を着用していたクルーは他にもおり、射出・着艦を担当していました。

Bleached Redは危険物を扱うクルーが着用していた色です。兵器や爆発物の組み立てや移動、航空機の翼に兵器を取り付けるなどの任務を担当していました。

Purpleはその色から通称”Grapes”と呼ばれていて、航空燃料の給油を担当していました。航空機の燃料の積み下ろしをタイトなスケジュールの中で行っており、過酷な環境の中で翼に燃料を補充するプロフェッショナルでした。

Yellowは航空機整備士、航空機誘導士官、カタパルト・オフィサー(射出士官)、アレスティング・ギア・オフィサー(着艦士官)などがこの色を着用していました。

Natural/Whiteは主にランディング・シグナル・オフィサー通称”LSO”と呼ばれる着艦信号士官が着用していました。航空機が空母に着艦するための指示や飛行甲板が安全であることを確認する任務を担当していました。
実はシャツだけではなくヘルメットも部隊によって異なり、シャツと同色の部隊もあればシャツとヘルメットは別の色という部隊もあります。アメリカ海軍ではベストを着用することもあるようです。

今年の春夏は鮮やかな色使いを皆様も楽しんでみてはいかがですか?

Written by Riku Henmi
2019.03.08. (Fri) 11:46 | ・NIGEL CABOURN | comments (0) | page top↑

ブリティッシュ・ブルーズの父

エリッククラプトン氏にエレクトリックギターを持たせた人物

平成最後の年になりましたが、皆さまにとってどんな年になるでしょうか。
また、どのような年月でしたでしょうか。
年号が変わっても、皆さまにとって素敵な年になりますように。

そんな折、エリック・クラプトン氏の来日公演が行われますね。昨年公開されたドキュメンタリー映画「エリック・クラプトン〜12小節の人生」をご覧になった方々もいらっしゃるのではないでしょうか。壮絶な人生とブルーズへの敬愛を感じられる作品でした。

作品の中でもヤードバーズやクリームなどのバンド活動やソロとしての活動に触れられていましたが、エレクトリック・ギターを手にしたときの事はあまり描かれていなかったように思います。神様と呼ばれる氏が衝撃を受け、これからはエレキだと思ったのはブリティッシュ・ブルーズの父と呼ばれるアレクシス・コーナー氏のライブを観てからだそうです。

アレクシス・コーナー氏は60年代初頭にシリル・デイヴィス氏と世界初の白人エレクトリック・ブルーズ・バンド、ブルース・インコーポレイテッドを結成し、ロンドンのジャズクラブなどでライブを行っていました。このバンドのメンバーは多数いらっしゃいますし、彼らのライブを観に集まった方々も後のブリティッシュ・ロックに名を馳せるアーティストでした。チャーリー・ワッツ氏、ジャック・ブルーズ氏、ブライアン・ジョーンズ氏など多数がメンバーとして参加していました。そして、ミック・ジャガー氏やキース・リチャーズ氏も彼らのライブを観ていたそうです。

世界初の白人のエレクトリック・ブルーズ・バンドが結成されたのがアメリカではなくイギリスだった事に驚きを感じませんか?アメリカからイギリスへと渡ったブルーズは、イギリスのトラディショナルなフォークなどのフィルターを通してブリティッシュ・ブルーズとなり、エリック・クラプトン氏など多くのアーティストによってブルーズ・ロックへ確立されたと言えるのではないかと思います。

映画を見逃した方はサウンドトラックが発売されていますし、アレクシス・コーナー氏のブルーズ・インコーポレイテッドのファーストアルバム「R&Bフロム・ザ・マーキー」も2月末に発売予定ですので興味がある方はぜひお聞き下さい。

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Written by Keiji Yoake
2019.02.21. (Thu) 17:30 | ミュージック | comments (0) | page top↑

年末年始、営業時間のお知らせ

2018年もそろそろ終わり。
おかげさまで今年も無事に営業でき、感謝の気持で一杯です。

12月31日(月)は棚卸しの為、実店舗は正午で閉店させて頂きます。
オンラインショップは通常通り営業しておりますので、お問い合わせはご遠慮なくどうぞ。
12月31日の正午までに頂いたご注文につきましては、当日出荷にも対応致します。

1月1日(火)は休業日ですので、出荷は致しておりません。

2日(水)、3日(木)、4日(金)は実店舗に限り、17時までの営業とさせて頂きます。

また雪の為、北陸地方で配送に遅延が起こる可能性もございますので、予めご了承ください。

今年は大変お世話になりました。
2019年も、皆様にとって素晴らしい一年になりますように。
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(コロラド州デンバーにて冬季訓練中の米陸軍、※第十山岳部隊、1943年)

※当時オリンピックに出場していたスキーヤー、アイススケートのチャンピオン、プロの登山家、カウボーイや炭鉱夫によって構成され、エリート部隊と呼ばれていた。
2018.12.30. (Sun) 18:15 | News | comments (0) | page top↑