ビートルズの来日公演が実現したのは?

1966年6月29日に羽田空港に到着したビートルズは機内でのサービスであったはっぴを着てタラップを降りてきました。有名なあのシーンですね。キャデラックに乗り込んだメンバーは宿泊先のホテルに向かいました。公演は日本武道館で3日間、計5回行いました。それまで日本武道館でコンサートが行われたことはなく、武道の聖地で音楽とは断じて許せないといった批判もあり、厳戒態勢の中で行われたのです。
このビートルズのコンサートを機に数々のコンサートが行われるようになりました。モンキーズやディープパープル、クイーン、チープトリックなど次々にこの地でコンサートを行いライブ盤としてレコードが発売されることもありました。
しかし、日本武道館は武道を極めた猛者がその演武を披露する、競い合うためのものであり、音響効果を考えて設計されたものではありません。それでも海外アーティストをはじめ、国内のアーティストがここでのコンサートを特別な思いで行っているのはビートルズの影響によるものでしょう。かえってビートルズと同じステージに立つなんておこがましいと思うアーティストも多数おり、あえて他の会場で行うアーティストも少なくありません。
ところで、この伝説の来日公演の主催者とは誰かご存知ですか?
実はこうした公演を手配、開催するプロモーターではなく、なんとテレビ局の中部日本放送(現CBCテレビ)だったのです。愛知、岐阜、三重の東海3県をカバーするTBS系列の地上波放送局で、1956年に開局しています。来日公演は多くの方々によって実現したのですが、やはり中部日本放送の尽力によって成功したと言えるでしょう。こうした経緯があって、CBCテレビとなった今でも、数々の海外アーティストの公演を手掛けています。

by Keiji Yoake

2020.01.10. (Fri) 19:30 | ミュージック | page top↑

タグ表記には何が書かれている?

ご覧になったことがありますか?

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ネイバルダンガリー 10oz ジャパニーズデニムのエプロンに付けられたタグです。

「ミルスペック」という言葉を耳にされたことはないでしょうか。米国防総省の厳格な基準を定めた仕様書に基づきコンストラクター(委託製造会社)が備品番号を付けて管理されて各軍に採用され、兵士達に支給しているのです。その備品番号が古くはスタンプでしたが1960年代頃からタグを縫い付けるようになりました。そこにはサイズや物品名、発注番号、使用素材、製造メーカー、取り扱いの注意書きなどが記載されています。

それをモデルにして付けられたのがこのタグです。
まずは「ALLIED FLIGHT/DECK CREWMAN'S」とは、戦闘機(航空機)の誘導(陸上、甲板上)担当者用オーバーオールとなります。
続いて「FIBRE CONTENT」とは繊維含有率で綿100%です。
ビンテージでもよく見られるのが「CONTRACT NO」です。これは発注番号になりますので、発注(製造)された年が記載されます。「DLA100」の後に記載されている「88」が発注年となります。ちなみに「DLA」とは「国防兵站局」の意味でこの部分は年代や契約機関によって変わります。
次の「SIZE」はまさにサイズですが、通常はその物品そのもののサイズが記載されますが、こちらはユニセックスで42から56まで製造していることを意味しています。
さらに「STOCK NO」が物品番号になります。
最後の「NAME OF CONTRACTOR」が製造メーカーとなりライブロの製造ということです。
赤いライン以下は取り扱いに関する記載で、30度以下の水で洗濯し、漂白剤は使用せず、自然乾燥させてくださいとなります。もしくは架空のクリーニング会社に連絡してくださいということになりますでしょうか?

これでお気づきになりましたか?
そうなんですどこにも通称、普段使っている物品の商品名は記載されないのです。あくまでもどういう時(あるいは職務)に着用するものかを記載しているだけだったりします。

こうしたタグにもミリタリーウェアの奥深さやナイジェル氏のユーモアが込められています。

By Riku Henmi
2020.01.10. (Fri) 18:02 | ・NIGEL CABOURN | page top↑

誇り高き英国空軍:RAF

英国空軍(ロイヤルエアフォース:RAF)は1918年に創設されました。世界で最も長い歴史を持つ伝統ある空軍です。数々の戦闘での勝利は国民の誇りであり、パイロット達はその誇りを胸に刻み、戦闘機に乗り込みました。そして、その誇りと伝統は制服や軍装にも表れており、現在に至るまで継承されているのです。
英国空軍の軍旗はラウンデルという青、白、赤の円で構成されています。戦闘機にはそのマークが表示されています。これは米国をはじめ各国に軍旗が定められており、戦闘機に表示されています。ラウンデルと聞いてピンときた方、そうですモッズ・ムーブメントの象徴として用いられたロゴはここから引用されているのです。モッズのアイコンといえば米国陸軍のM-51、通称モッズコートを真っ先に連想されると思います。また、彼らは米国からの音楽、ソウル、R&B、ジャマイカのスカを好んでいましたが、ラウンデルをロゴとしていた点に英国の誇りを持っていたのではないかと思います。
さて、世界でも優れた空軍となったのは独軍による本土上陸作戦に備え空軍の強化が必須と考えられたからです。第二次世界大戦時、独軍は爆撃機による空爆、戦闘機による攻撃を再三行ってきましたが、迎え撃つ英国空軍は善戦したと言われています。その後、独軍が作戦を中止したのですが、イギリス海峡上空で激しい航空戦が続きました。そうした中で、英国空軍はパイロット達の身を守るための軍装の開発も行っていたのです。それがナイジェルケーボンではお馴染みのベンタイルです。それまで爆撃で海上に墜落した兵士達が冷たい海水で低体温症となり命を落としていましたが、英国が優れたパイロット達を守るために超高密度のベンタイルを開発し、軍装に用いたことにより生存率がほぼゼロから80%へと引き上げることができました。
そのベンタイルを使用した「エアクラフトジャケット」はピークパフォーマンスとのコラボレーションにより、ミリタリーとアウトドアの良さを融合した通年着用できるアイテムとなっています。
歴史を感じて、ベンタイルの凄さを感じて、今のライフスタイルに活用してください。

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AIRCRAFT JACKET - VENTILE
Color:Dark Orange
Size M、L、XL
Price:84,000 yen+tax



by Riku Henmi
2020.01.05. (Sun) 19:24 | ・NIGEL CABOURN | page top↑