<UNDER CANVAS> 倉敷の老舗タケヤリ社の逸品 じっくり育てたい、帆布トートバッグ

創業128年、帆布の老舗タケヤリ社から、極厚2号帆布のトートバッグが入荷しています。

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タケヤリ社の所在地は岡山県倉敷市。
江戸から明治時代にかけて綿花の栽培が栄え、繊維業・紡績業が発達し、現在、帆布生産において全国70%のシェアを誇っています。

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帆布の厚さは号数で決まり、少なくなればなるほど厚くなっています。
8本の綿糸を撚り合わせた糸で織り上げられた2号は帆布の中でも一番厚く(1.62mm)、織る技術を持っているのはタケヤリの工場ならでは。
世界中でも現存台数の少ない、ベルギーのシャットル織り機でゆっくりと、時間をかけて織り上げられています。
この厚みの帆布を織るのは技術的に難しく、1時間で織ることのできる長さはわずか30mです。

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主に工業用途(ベルトコンベアーやエスカレーターの手すり基布)として運用される2号帆布。
その堅牢性はUNDER CANVAS(アンダーキャンバス)のトートバッグに活かされています。
生地は芯まで染めない中白染めにこだわり、使っていく毎に、デニムのようなアタリを楽しめるようになっています。

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持ち手など革部分には栃木レザーを使用。
原皮から45日、80以上の工程を経てなめされ、丁寧に成形されています。
植物タンニンでのピット加工(濃度の違うタンニンの層に順に浸けていく方法)では、他の加工法より手間も時間も倍以上かかりますが、原皮の繊維を傷めないので、驚くほどなめらかかつ、しなやかな革に仕上がるのです。

縫製には動力の高いミシンを使用。
この生地の厚みだと、通常は不可能と言われる三角マチもしっかりできています。

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国内の職人達が手間も時間も惜しまず、細部まで丁寧に作った自信作。

じっくりと時間をかけて育てたくなる逸品です。

店頭で見て、触れていただければ、それはきっと伝わるはずです。

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内部は落ちつきのある金茶色。両サイドにポケット有。A4サイズの書類も楽に入ります。

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外側に隠しポケット有。バッグの口が締まっていても、スマートフォンや定期などがすぐ出せます。

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着用モデル 身長161cm

タケヤリ アンダーキャンバス 帆布トートバッグ  ¥26,000 +Tax

サイズ: 高さ 28cm × 口幅 42cm(底幅 32cm) × マチ 12cm
カラー: カーキ/ネイビー/オフホワイト/ブラック


2016.07.30. (Sat) 21:06 | 未分類 | comments (0) | page top↑

<NIGEL CABOURN> SPRING & SUMMER 2017 〜2017春夏コレクション展示会

昨日ナイジェルケーボンの2017春夏コレクションの展示会に行ってきました。

ナイジェルケーボン

ビンテージのUSマリンのTシャツにビンテージのボンベイブルマーというスタイルで。
両方とも70年以上前のものだそうです。
とても70年経っているとは思えないほど鮮やかなグリーンのTシャツに、驚きです。
このショーツはナイジェルさんのお気に入りで、来春のコレクションのモデルになっています。

ナイジェルケーボン

来年の春夏も目が離せません。
ぜひご期待ください。
2016.07.28. (Thu) 15:10 | ・NIGEL CABOURN | comments (0) | page top↑

<NIGEL CABOURN> "Check, please." チェック柄の意外な起源

梅雨が開け、本格的な夏が到来しました。

日常でも、旅行先でも快適に過ごしていただける、リネン素材のシャツをご紹介します。

世界各国で季節やシチュエーションを問わず、好感を得るチェック柄を2通り、コーディネートしました。

「チェック」のあまり知られていない語源についても触れてみますので、ご興味のある方は最後までお付き合いいただければ幸いです。

涼しげなトーンが爽やかなブロックチェックシャツ。
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(下記リンクより詳細ページへ飛びます)
[ナイジェルケーボン] WW1シャツショートスリーブ(リネンチェック) エクリュ \24,000 +Tax
[ナイジェルケーボン] ユーティリティーショーツ(ヘリンボーン) エクリュ \19,000 +Tax
[ナイジェルケーボン] WW2ミリタリーシューズロートップ エクリュ \15,000 +Tax

適度なハリ感が心地良いリネン100%。
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藍錆の生地の色味が印象的なタータンチェックシャツ。
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[ナイジェルケーボン] リバーシブルチェックシャツ ネイビー \29,000 +Tax
[ナイジェルケーボン] C.W.CポケットTシャツ エクリュ \8,500 +Tax
[ナイジェルケーボン] ブリティッシュアーミーパンツ (コットンリネンデニム) インディゴ \29,000 +Tax
[ナイジェルケーボン] WW2ミリタリーシューズロートップ ネイビー \15,000 +Tax

肌当たりが柔らかな綿麻素材。
袖をロールアップすると、無地面と柄面の組み合わせが楽しめるリバーシブル仕様。
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ひとえにチェックと言っても柄によって色々な背景がありますが、今回はチェック柄がチェックと呼ばれるようになったルーツに迫ってみたいと思います。

時は中世ヨーロッパにさかのぼります。
当時の税金徴収官は、縦横に線が引かれた木版=タブレット(Tablet)と小石を使い、計算をしていました。
後にタブレットに脚が4本付いてテーブル(Table)となり、そこから縦横罫線の表は「テーブル(例:タイムテーブル=時刻表)」と呼ばれるようになります。

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(仏、ストラスブールのルーブル・ノートルダム美術館所蔵)

しかし、このテーブルは徴収官にとって持ち運びに不便だったため、代用品が生み出されます。
それは縦横罫線が織り込まれた布でした。この布を算盤として携行し、数字の「チェック」を行ったため、縦横柄を「チェック柄」と呼ぶようになりました。

そして現代。
海外のバーなどで会計の際に指でXを作り、"Check, please."と言うのは、その名残と言われています。

一見ありふれたチェック柄も、角度を変えて見てみると面白いものですね。

近年、東京理科大学では男女問わずチェックシャツを着てお洒落を楽しむ日として「チェックシャツデー」(7月7日)ができたそうです。

お気に入りのチェックシャツがあったら、自分だけの「チェックシャツデー」を作ってみるのもまた一興ですね。
2016.07.24. (Sun) 10:04 | ・NIGEL CABOURN | comments (0) | page top↑

リネン - 人類最古、そして最強の天然繊維

肌触りが良く、吸水性、発散性ともに優れており、春夏の衣料として好まれる麻。

数十種に及ぶ麻の中で、最高級に位置するリネン(亜麻)。

人類が使い始めてからおよそ一万年、リネンは人類最古の繊維と言われています。

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(紀元前305~30年代のエジプトのリネン。ミイラを巻く包帯として使用されていたもの。リネンの原料、フラックスの収穫の図)

その耐久性を裏付けるものとして、古代ギリシャの鎧、リネンキュラッサがあります。
地中海という温暖な地で長時間の戦いを余儀なくされる古代ギリシャ人は、重く、熱伝導性の高い金属製に代えて「布製の鎧」を開発しました。

リネンを膠(にかわ)で12層ほどに貼り合わせた素材は厚さ1cmに満たずとも、通気性、柔軟性に優れています。青銅製の鎧に比べ超軽量なので、10kgもある盾と槍を装備したホプライト(歩兵)にとって、大変実用性のあるものでした。
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耐久性のあるリネンは繊維の中心が空洞となっており、水分を含むとさらに強度が増します。
そのため、水しぶきのかかる海上戦でも有利だったと言われています。

紀元前336年頃から、東方遠征によって空前の大帝国を建設したマケドニアのアレキサンダー大王。
長期に渡り、彼の身を護っていたのもリネンキュラッサでした。
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ウィスコンシン大学のリサーチチームによるリネンキュラッサの強度の実験。


人類最古、そして最強の繊維、リネン。
その着用法やデザインは時代とともに形を変え、語り継がれてきました。

シャツやジャケットなどの日常着となった今も、変わらぬ着心地の良さと耐久性は、現代の戦士、冒険家達に夢を与えてくれることでしょう。

2016.07.19. (Tue) 17:20 | ・NIGEL CABOURN | comments (0) | page top↑

<NIGEL CABOURN: ARMY GYM> ナイジェルのウィークエンドスタイル(タインマスの海辺で)

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ナイジェルケーボンのUKオフィシャルサイトに、デザイナー・ナイジェルケーボンの週末の過ごし方が載っています。

イングランド北東部に位置するタインマスの美しい風景の写真と、アーミージム・レーベルをまとったナイジェルの一風変わったエクササイズが見ものです。

(以下リンクより、UKオフィシャルサイトに飛びます)
THE ARMY GYM: NIGEL CABOURN AT TYNEMOUTH

ナイジェルのインタビュー記事を和訳してみました。
素人訳で多少ニュアンスが異なる場合があるかもしれませんが、ご了承ください。

(以下をお読みください)

3シーズン前から始まった、ナイジェルケーボン・アーミージムレーベル。
第二次世界大戦中、英国軍の兵士たちが着用したスポーツウェアにインスピレーションを得て作られています。
主軸となるのは、機能的なミリタリースタイルのコットンスウェット。

今回の取材では、ナイジェルお気に入りの場所、タインマスの浜辺で趣味のトレーニングについて教えてもらいました。

Q1 なぜタインマスに?週に何回行かれるんですか?

A(ナイジェル) 大抵は土日かな。僕は週末を過ごす場所だと思ってる。海辺の新鮮な空気を吸ってエクササイズするのは気分転換になるし、眺めも素晴らしいんだ!外でのトレーニングにはもっと打ち込めるし、そこで見つけたものを使ってするのも楽しいんだ。
例えばベンチを使って腕立て伏せをしたり、階段をダッシュで上り降りしたりとかさ。

Q2 いつも古風なメディシンボールを使っていらっしゃいますね。何故そのやり方が好きなんですか、そして始められたきっかけは?

A まずきっかけは、僕がボクシングに興味があるからかな。古いボクシングジムには大抵メディシンボールがあるんだ。僕は特にロンズデール社のボールが好きなんだ。あの、本格的なビンテージに見えるとこなんか最高だね。
旅行にいく時も必ず持って行くんだ。旅先でのエクササイズがもっと楽しくなるからね!

Q3 エクササイズの内容について教えていただけますか?
例えばメディシンボールを壁に当てるエクササイズとか、スクワットとか・・・

A 僕のトレーナー、マイクがこのエクササイズ方法を教えてくれたんだ。
彼は古いボクシングジムを持っていてね。僕は今までの3年間、彼についてトレーニングしてきたんだ。
彼は毎日新しいエクササイズを教えてくれる。鍛えたい筋肉によって、色々ね。
例えば僕がいつもやっているメディシンボール・スクワット。これは腕部、腹部、臀部に効くんだ。
ボールを壁にぶつけるのは・・・映画で観たんだった!

Q4 何故ライリーズ・フィッシュ・シャック(シーフードレストラン)が行きつけのお店なんですか?

A そこからの眺めが素晴らしいということと、魚がとても新鮮で美味いからさ!
頑張ってワークアウトした後のヘルシーな魚料理は何よりのご褒美なんだよ。
それに、僕にとってローカルビジネスをサポートするのはとても大切なことだからさ。

2016.07.16. (Sat) 15:42 | ・NIGEL CABOURN | comments (0) | page top↑

<NIGEL CABOURN> マロリーベスト(コットンリネンデニム)再入荷

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綿麻の交織によってビンテージデニムのドライな素材感を再現した、2016SSコットンリネンデニムシリーズ。
独特のハリ感が適度な肌離れを生み出し、夏場も軽快な着心地です。

本日、ベストが再入荷いたしました。

マロリーベストの衿もとはノッチトラペル仕上げ。
ジャケットのように衿を立てて着用することもできます。

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端正なシルエットは、デニムでありながらも品格を備えた佇まいです。
スマートにリネンシャツと合わせるもよし、またTシャツの上に着てもカジュアルダウンしすぎないので、幅広いコーディネートが楽しめる逸品です。


詳細ページ:(リンクをクリック)
<ナイジェルケーボン> マロリーベスト(コットンリネンデニム)2016年春夏 8020070005 ¥25,000 +Tax

<ナイジェルケーボン> ボタンダウンシャツ リネン 8020010010 ¥24,000 +Tax
2016.07.14. (Thu) 16:03 | ・NIGEL CABOURN | comments (0) | page top↑

The Origin of the Colour KHAKI: インドで生まれたカーキ色

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今やミリタリーカラーとして定着したカーキ色。
本来「土埃」を意味しており、その生みの親は英国人士官といわれています。

ヨーロッパ植民地時代の軍服には、国家の権力を誇示するために華美な色やデザインが採用されていました。
銃の普及前は接近戦が主だったため、敵を視覚的に欺く必要があまりなかったからです。

19世紀半ば、インドに駐留していた英国陸軍は赤いジャケットと白のパンツを着用していました。
しかしインドの埃っぽい大地では敵から感知されやすく、汚れが目立つため、実用的ではありませんでした。

当時インドのペシャーワルで偵察隊を組織したラムズデン中尉は、ある妙案を思いつきます。
現地調達できる材料:桑の実、コーヒー、カレー粉を用い、白いパンツを土色に染め上げたのです。
ヒンディー語で土埃を意味するKHAKI(カーキ)が、その色の名前となりました。

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カーキ色によるメリットは他にもありました。
戦闘で出血した時も、鮮血の色が目立ちにくいので、兵士はパニックを起こしにくくなったそうです。
それが認められ、第二次ボーア戦争(1899~1902年)での英国陸軍の制服は、上下共カーキ色になりました。

ブリティッシュ・カーキと呼ばれるこの色は、ナイジェルケーボンのコレクションにも多用されています。
2016.07.10. (Sun) 21:14 | 未分類 | comments (0) | page top↑