<NIGEL CABOURN> ロング・スウェディッシュ・コート:ガスケープから生まれた生地へのこだわり

2018112718005840a.jpeg

ナイジェルケーボン・オーセンティックラインより、ロング・スウェディッシュ・コートが到着した。
これは只の衣服ではない。芸術作品と言っても過言ではないだろう。

20181127184023491.jpeg

新作アウターの中で一際目を惹く存在感の秘密は、その生地感にあるのではないだろうか。
鈍色の重厚感のある色調はオイルクロスならではのものである。

20181127180100f33.jpeg

デザイナー自らの手でペイントされた大ぶりな英国陸軍仕様の迷彩柄の上に散りばめられた、アタリの様な色斑。これらが、持主がいつから着古したか判別出来ないような神秘性を生地にもたらしている。がっしりとした厚みのあるオイルドキャンバスはズシリと重く、まるで綿でできた鎧のようだ。

201811271801054d5.jpeg

20181127180103ed0.jpeg

1864年の創業以来ワックスコットンを生産し続けてきたスコットランド・ダンディー市のハリー・スティーブンソン社と共同制作したこの生地は完全なオリジナルである。
この生地を製作するにあたってデザイナー、ナイジェルのインスピレーションの源となったのは、第二次世界大戦中に英国軍によって運用されたガスケープであった。

201811271832449d9.jpeg

有毒な気体、及びそれを含んだ雨などの液体を遮断する為のこのケープは、緊急時にはガスマスクと同時に装着され、雨天時にはレインコートとして使用された。

野戦服などの上に着用されていた為、動作性を考慮しややオーバーシルエットな造りになっている。

20181127180105d1b.jpeg

201811271832447fc.jpeg

20181127185250f44.jpeg

詳細は以下のリンクをクリック↓(購入ページが開きます)
<NIGEL CABOURN> LONG SWEDISH COAT/ロング・スウェディッシュ・コート
No: 80371100010 ¥118,000 +Tax

2018.11.27. (Tue) 19:00 | 未分類 | comments (0) | page top↑

<NIGEL CABOURN> 2018年製と2016年製、デッキジャケットのスペック比較

20181102163238e3a.jpeg
(2018AW 40’s Clip Jacket / Khaki)

こんにちは。
昼間でも寒さを感じる今日この頃。
暖かなアウターに自然に手が伸びるようになりましたね。

最近、今季のN-1ジャケット(40‘sクリップジャケット)と2016年モデル(ネイバルジャケット)の違いについてご質問を頂くことが増えてきたので、ここで簡潔にお伝えできたらと思います。

一般的にデッキジャケットと呼ばれるようになったこのタイプのジャケットは、1940年代の米海軍によって設計されたのが始まりです。主に寒冷地や冬季の甲板での作業時に用いられ、動きやすさを確保するための短い丈と、外気を遮断し体温を保つための様々な工夫がなされています。アウターとして一見独立したデザインですが、正式にはN-1パンツ、N-1ブーツと3点セットで着用されていました。

20181102180424330.jpeg
(US Navy in 1940’s)

201811021843139a0.jpeg
(画像左:2016AWモデル / 右:2018AWモデル)

上の画像にご注目下さい。
まず目立って変化があったのは前立てのデザインです。2016年モデルはホーンボタン式、2018年モデルはクリップ式になっています。
両サイドのポケットは、ハンドウォーマー(上部2個)を含めた3個から4個に増え、デザインも丸味を帯びた形に変化しています。
生地感にも大きな変化がありました。2016年モデルは無骨な風合いのコットンキャンバス(ヘビーオックス)を表生地に使用しています。2018年モデルにはジャーマンコード(通称ジャングルクロス)が用いられ、前作よりも柔軟性のある着心地です。この高密度素材は縦に細糸、横に太糸が打ち込まれ、その違いから密度が高くなる仕様です、防風性や保温性に優れています。素材の特性による適度な光沢感も魅力の一つです。
もう一点、細かい部分ですが、2016年モデルの袖口のリブはアクリル20%、羊毛64%、ポリエステル9%、ポリウレタン1%でした。2018年モデルは同じパーツが羊毛100%になっています。

両モデルで変わっていないのは、内側が袖口に至るまでアルパカウールのボアに覆われているところと外気を完全に遮断する比翼仕立て+ジッパーの二重構造です。袖口の長めのリブとドローコードでフィット感を調整できる裾部分も変わらず健在しています。両アイテムとも、WALDESの味のあるジッパーを搭載しており、細部に至るまでビンテージ感をお楽しみいただける仕様です。

20181102161516e30.jpeg

色違いのネイビーは、カーキが普及する前の初期 N-1モデルに使用されていた色でした。
カーキとは全く異なる雰囲気で着こなせるので、前作のカーキをお持ちの方にもぜひチャレンジしてみて頂きたいです。

201811021920152b3.jpeg

<NIGEL CABOURN> 40s CLIP JACKET - WOOL ALPACA
No. 80370030005
Colour: Khaki / Navy
¥94,000 +Tax

夜も冷え込みが厳しくなっております。
どうぞ風邪など召されませんようお気をつけ下さい。
2018.11.02. (Fri) 14:45 | 未分類 | comments (0) | page top↑