The Origin of the Colour KHAKI: インドで生まれたカーキ色

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今やミリタリーカラーとして定着したカーキ色。
本来「土埃」を意味しており、その生みの親は英国人士官といわれています。

ヨーロッパ植民地時代の軍服には、国家の権力を誇示するために華美な色やデザインが採用されていました。
銃の普及前は接近戦が主だったため、敵を視覚的に欺く必要があまりなかったからです。

19世紀半ば、インドに駐留していた英国陸軍は赤いジャケットと白のパンツを着用していました。
しかしインドの埃っぽい大地では敵から感知されやすく、汚れが目立つため、実用的ではありませんでした。

当時インドのペシャーワルで偵察隊を組織したラムズデン中尉は、ある妙案を思いつきます。
現地調達できる材料:桑の実、コーヒー、カレー粉を用い、白いパンツを土色に染め上げたのです。
ヒンディー語で土埃を意味するKHAKI(カーキ)が、その色の名前となりました。

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カーキ色によるメリットは他にもありました。
戦闘で出血した時も、鮮血の色が目立ちにくいので、兵士はパニックを起こしにくくなったそうです。
それが認められ、第二次ボーア戦争(1899~1902年)での英国陸軍の制服は、上下共カーキ色になりました。

ブリティッシュ・カーキと呼ばれるこの色は、ナイジェルケーボンのコレクションにも多用されています。
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2016.07.10. (Sun) 21:14 | 未分類 | comments (0) | page top↑
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