<NIGEL CABOURN> 礼節を重んじる「紳士の国」のリラックスウェア、ホスピタルジャケット&パンツ

(ナースに手当てされる兵士 1940年代)
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こんにちは。
5月末にしては蒸し暑い陽気かと思うと夜は冷え込んだりと不安定な気候ですが、いかがお過ごしでしょうか。

こんな時期から真夏にかけて多くのシーンで使い回せるのが、ホスピタルジャケットとパンツのセットアップです。
湿度の高い日本の気候に合わせ、主にシャツなどに用いられるブロード生地(英国ではポプリンと呼ばれる)を使用。
形はジャケットですが、シャツを一枚羽織るような感覚で着用できます。袖口には装飾が無く裏地もない非常にシンプルな設計であるが故に、袖をロールアップしてTシャツやデニムに合わせるなどカジュアルダウンできるアイテムです。パンツもややきれいめのテーパードがかかったシルエットですが、単体でもコーディネートしやすい太さです。スマートなシーンから、普段使いまで、着こなしの幅が広がりますね。

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ナイジェルケーボンにおいて今や定番となったホスピタルジャケットは2011年秋冬に初登場。大英帝国時代の療養着の伝統を受け継いでいます。遥か遠くの戦地に赴き、負傷して帰国した兵士達はイギリス各地の軍事病院へと収容されました。紳士の面目を重んじるこの国では、傷病兵にジャケットとパンツのセットアップ(ベストを入れて3ピースの場合もあった)を官給しました。当時のカラーリングから「ホスピタルブルー」と呼ばれたこの衣服は、院内でのレクリエーション時や外出時に礼節を欠くことなくリラックスして着用できるよう、肩パッドを用いず柔らかな素材で作られていました。

以下の画像は初期と後期のホスピタルジャケットと着用シーンです。
お楽しみ下さい!

(1895年のホスピタルジャケット)初期のホスピタルブルー。マンダリンカラーと7つの象牙のボタンが特徴。
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(第1次世界大戦時1914ー1918年のモデル)上記と同じモデルを第3ボタンまで開けて着用。白い裏地が付いている。
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(レクリエーション中の兵士達)
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(第2時世界大戦時 1940年代のモデル)ナイジェルケーボンのホスピタルジャケットのベースになった形
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(リハビリ中の兵士)
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(リハビリの一環として、ナースにブックバインディングを習う兵士)
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おまけ:未だに服装と公共マナーに厳しい英国(学生版)
私が高校生時代を過ごしたイギリス南部、ドーセット州の某女子校では、放課後や休校日の外出時でもジーンズやスニーカーの着用禁止令が出ていました。もし見つかったら、優しい先生は注意だけで見逃してくれるんですが、厳しい先生だった場合、その生徒は寄宿舎に戻って着替え直させられていました。伝統やしきたりにうるさい学校はプライベートでも「スマート・カジュアル」の着用を重んじます。女子ならトップスはシャツにジャケットかニット。ボトムスはチノやセンタープレスのパンツか膝下スカート。足元はローファーやレースアップシューズなど。お洒落に目覚めた年頃の少女達にはなんともキツ〜イ締め付けでしたね。近くの男子校はもっと厳格なので、着替えるのが面倒だからとずっと制服のままで過ごす生徒がほとんどでした。余談ですが、当時は学生同士の交際は認められても、公衆の面前ではキスなんてもってのほか。手をつなぐこともままならなかったんですよ(校則ですから)!
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2018.05.31. (Thu) 18:32 | ・NIGEL CABOURN | comments (0) | page top↑
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