オーバーオールの着こなし術

ナイジェル氏のインスタや雑誌などの写真をご覧になって「こんな風に着こなしたい」と思われる方もきっと多いことでしょう。かく言う私もその1人でした。

しかし、これまでオーバーオールを着たことがない方にとっては、
"サイズ感がわからない"
"ジャストサイズって?"
"どんなシャツやアウターと合わせたらいいの?"
"肩が凝りそう"
"お手洗いの時に困りそう"
などなどの理由で一歩引いてしまうアイテムかもしれません。その気持ちよくわかります。

まずサイズについて、簡単に言うとインチ表記のジーンズなどで29インチ以下の方は44、30〜32インチの方は46、33〜34インチの方は48、35〜36インチの方は50、37〜38インチの方は52がほぼジャストになります。エプロンの部分もあるので腹囲だけでは確実ではありませんが、44がS、46がM、48がL、50がXL、52がXXL相当になるとお考えください。

ナイジェル氏が提案するオーバーオールはゆったりと気軽に過ごしていただきたいという思いから、他社様のサイズよりも少しゆとりのあるつくりとなっています。また、ポケットなどの配置やエプロン部分のデザインが特徴的なため、見た目も大きめに感じられるはずです。
では、実際にナイジェル氏が着用しているサイズはどうなのか?シャツ、Tシャツやスウェットあるいはアウターのサイズによって、ジャスト〜2サイズアップなどに変えています。どのアイテムとどう合わせるかでトータルバランスも変化することからさり気なく変えているのです。Sサイズでもアイテムによっては着られる体型なのですが、ヴィンテージは正に一点ものなのでタイトでもルーズでも、これと思えば全体のバランスを上手に組み合わせて着こなしているのです。
例えば、Tシャツとスウェットを用いるとしましょう。Tシャツ、スウェットの上にオーバーオールを着用するとジャストサイズではお腹周りがごわつく感じがする。Tシャツの上にオーバーオールでその上にスウェットを着用すると今度はジャストサイズじゃないとこれまたお腹周りがごわついてしまいます。これが他社様よりもゆとりがあるつくりにしている所以であり、許容範囲を持たせているところに着まわしの面白さを感じてもらえるようにデザインされているのです。
こうしたことから、他のアイテムとの合わせ方は無限大にある、それを是非楽しんでくださいというのがナイジェル氏の発想なのです。これが正解という合わせ方がないところをご自身なりに探し出してみる楽しみを感じていただきたいのです。是非、クローゼットにあるアイテムと色々試してみてください。
次に肩凝りについて、確かに凝りやすいのですが、肩や首への負荷を軽減するために行っていただきたい着用の目安があります。本革製の付属品があるネイバルダンガリーは、その部分が首を上下に動かしたときに指で触ってまったく動かない、つまり頚椎の下になるように調整してください。デッキウェイダーはクロスしている部分が肩甲骨の動きを邪魔しないように調整してください。これで肩や首への負荷が抑えられます。
最後にお手洗いについて、これは如何ともしがたいとしか言えません。我慢するのは健康上にも良くないので、サイズ感と同様にゆとりを持って行動していただければと思います。

by Riku Henmi
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2019.05.13. (Mon) 19:38 | ・NIGEL CABOURN | page top↑